新助っ人・ロジャース、2連発!

4本塁打で、大勝。ロジャース、2発5打点。秋山は完投で、8勝目。連敗ストップ。2回だった。福留の先制ソロ8号から、すべてがはじまった。真っすぐな軌道で、バックスクリーンへ。
「回の先頭だったしね。痛かった…」
自打球が、左膝付近を直撃。悶絶。“有言実行弾”で、ハートに火がつかない選手など、誰もいなかった。試合前のことだ。
「点を取って、ピッチャーを助けよう」
と、ハッパをかけていたのだ。鮮やかに輝いたキャプテンの存在感。糸井が負傷離脱したこともあり、金本監督は、
「さらに休ませにくくなった」
と話す。レフト・西岡、センター・高山で、ショートに大和を起用。

3試合目での初のお立ち台となり、
「通称パンダです。これからも応援よろしくお願いします」
と、ロジャースは自己紹介。2打席連発。11得点大勝に導いた。一発の魅力をみせてくれた。

待望の一撃は、1点リードの4回に飛び出した。一死二塁で迎えた第2打席。「前の打席で、変化球を打ち損じて悔しかった」
と、124キロのカーブを、待ってましたと言わんばかりにすくい上げた。打球は高々と舞い上がり、左中間席に着弾する1号2ラン。貴重な追加点をたたき出すと、続く6回の第3打席では、追い込まれながらも、高めの直球をバックスクリーンへたたき込んだ。新加入の助っ人の2発に、金本監督は、
「まあ(本塁打が出やすい)神宮だから…かもわからんし」
と笑ったが、
「体がキレてくれば、そのうち、甲子園でも打てるようになるでしょう。速い球をまだ見てないから。これからでしょうね。体重移動も少ないし、ブレも少ないし。後は慣れでしょう」

秋山は、完封を逃すも、9回1失点で8勝目を挙げた。白球が左翼前で弾むと、苦笑いを浮かべ、マウンド上にひざまずいた。11-0の9回二死、左前適時打を浴び、ゼロ行進が途切れた。右手の指先を見つめ、しばらく動けない。
「(完封は)意識していました。でも1人で投げ切れてよかったです。(1回は)高山に助けてもらった。それからは、緩急を使って投げられました」
7年ぶり2度目の完封こそ逃したものの、8安打1失点の完投。初回、一死二塁。中前に運ばれた。だが、センター・高山の好返球で本塁生還を阻止。

大山、26打席ぶりの超ダメ押し2号。9回一死一、二塁。8点差を11点差に広げる、2号超ダメ押し3ランだった。
「思い切っていくことだけを心掛けていました。手応えはありました」
当面のスタメンの可能性は低い。でも、アピール十分な一撃だった。

<ヤクルト1-11阪神>◇21日◇神宮

過去の試合;
●<阪神3-14広島>◇19日◇甲子園

惨敗。桑原-マテオの勝利の方程式が、崩壊。マテオ、フィールディングの失敗を土壇場で露呈。先発・小野、またプロ初勝利お預け。5回1/3、4安打2失点で降板。糸原、右膝靱帯損傷で出場選手登録抹消。全治は未定。北條、再昇格。

●<阪神5-9広島>◇18日◇甲子園

岩貞、二軍危機。3回6失点KO。糸井が、右脇腹の筋挫傷のため出場選手登録を抹消され、代わって新外国人ジェイソン・ロジャースが、3番一塁でスタメン出場。来日初安打初打点となる、2点タイムリーを放った。西岡、飛球届かず。前夜の一塁から、センターに変わった。

 

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