快投・メッセ、127球の熱投!

メッセンジャーが8回1失点の好投で、6勝目を挙げた。また、前日24日に顔面に死球を受けて鼻骨を骨折した鳥谷が、黒のフェースガードを装着して強行出場。代打で三塁ゴロに終わったが、不屈の精神がチームを一つにまとめた。

キャンベルが死球負傷の鳥谷に代わる三塁先発で、待望の来日初アーチをかけた。
「センターへの本塁打は(米国でも)なかなか打てなかったからね。これだけ長く時間がかかると思わなかった」
見せ場は、初回に訪れた。幸先よく2点を先制し、迎えた第1打席。カウント1-1からの3球目だ。126キロスライダーを振り抜くと、打球はグングン伸びていき、そのままバックスクリーンに飛び込んだ。
「打った瞬間、入るか分からなかったから、次の塁を狙って一生懸命走ったよ。追加点をとることができてよかった」
連敗中のチームを、一発で勢いづけた。

攻撃開始から、1分。糸井の一振りが、勝利を呼んだ。自身の流れも、フルスイングで断ち切った。再スタートとなる1安打、1得点。29打席ぶりの「H」ランプ。先制ホームが、決勝点だ。
「勝ってよかった。それだけです」
移籍後初、1番で出場。カウント1-1からの、3球目、144キロの直球を中前に運んだ。バットの芯は外したが、気持ちを込めたフルスイング。続く上本が適時二塁打を放ち、キャンベルの2ランなどで一挙4点を先制した。

圧巻の投球で、マウンドを支配した。8回1失点、10奪三振。通算22度目の2ケタ三振を奪う快投を披露したメッセンジャーは、「サンケイスポーツ」によると、
「理想的な場面で奪うことができた。最初は(1、2回での際どい判定)イライラしてしまったけど、切り替えてリラックスして投げたよ」
骨折した鼻をすっぽりと覆うフェースガード・マスク着用の鳥谷の勇気については、
「信じられない超人ぶりだ。(鼻の)骨が折れているのに、気持ちを持って、試合に出ている。信じられないよ。すごい」
と、メッセも称賛した。
「さすがに僕が止めました」
と、鳥谷がスタメンを直訴したことについて、金本知憲監督のコメント。
「様子を見ながらですね。あれだけ腫れがあると、こっちも怖い。また出血とか。本人は出ると言っているけど。守ってやらないといけないところも正直、僕はあると思う」

今季初となる「3番・左翼」で先発出場の高山が、途中交代。4回先頭の第3打席で、カウント0-1から低めの直球を振って中飛に倒れた。一塁ベースを踏んだ後、異変を感じたのか、しばらくの間立ち止まった。すると、5回表の守備から交代。金本監督は、
「(足を)気にしているみたい。そんな大事ではないけど。ちょっと…怖さをもっているみたいだから、早めに(交代させた)、です」
と、大事を取った。

 <阪神6-1巨人>◇25日◇甲子園

過去の試合;
● <阪神1-3巨人>◇24日◇甲子園

好投の能見を援護できず、2番手・桑原が今季20試合目で初黒星。鳥谷が、顔面死球を受けて大量出血、途中退場した。出血箇所は、鼻。糸井、早出実らず28打席無安打。

● <阪神0-1巨人>◇23日◇甲子園

秋山が好投もむなしく、7回5安打1失点で3敗目を喫した。高山、2安打3出塁も、
「打者として、価値ない」
と、反撃機で見逃し三振。

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